フットケア外来

 自分の足をじーっと見つめたことはありますか?歩いたり走ったり踏ん張ったり、足は毎日刺激を受けています。腕を伸ばせば見える手とは違い、足は靴を脱ぎ、靴下を脱ぐことで見ることができます。しかしその分ケアが十分に行き届かず、自分が思っている以上に負担がかかっています。
 気がつかないうちに出来てしまうたこや魚の目、長年のうちに悪化した巻き爪などは、我慢したり放置することで痛みや傷をつくってしまう原因にもなります。そして糖尿病の患者様の中には、小さな傷でも治りにくい・傷が大きく広がってしまうなどの合併症もあり、最悪は壊死に至り切断となってしまう危険もはらんでいます。
 そんな「足の病変をいち早く発見し、ケア・治療することで最悪の事態を未然に防ごう」という目的を含めて、平成23年9月1日より、専門外来として「フットケア外来」がスタートしました。
 糖尿病患者様が対象で、医師の診察と、足や足の爪に関するいくつかの問診が行われます。その後専任の看護師から足を洗ったり爪の状態に合わせてカットしたり、自分でもできる足全般のケアの方法を指導します。
問診や足浴などで一人当たりにかかる時間は30分~60分と個人差があります。

 足は第二の心臓と呼ばれるほど体の中でも重要な部分です。足の変化に早く気づくためにも患者様一人ひとりの力が大切です。毎日を元気に、そして安心して暮らすためにも一度フットケア外来を受診してみてはいかがでしょうか?

※詳しくは、フットケア外来パンフレットをご参照ください。
パンフレット [PDF形式:283KB]

ときわ会病院

Copyright © 医療法人ときわ会 All Rights Reserved.