|一般(急性期)病棟|地域包括ケア病棟|回復期リハビリテーション病棟|
|緩和ケア病棟|外来・手術・内視鏡室|
一般(急性期)病棟(39床)
急性期一般入院基本料4
看護師配置:10対1
○各種検査、急性期治療、リハビリ等を行い、早期退院を目指します。内科・外科・整形外科・緩和ケアなど急性期治療を必要とするすべての患者様が対象です。
当院では、全ての看護スタッフやコメディカルスタッフが患者様の状況を把握できるようピクトグラムを採用しています。
地域包括ケア病棟(44床)
地域包括ケア病棟入院料1
看護師配置:13対1
○急性期治療が終了した患者様の在宅退院に向けた支援(在宅復帰支援)、在宅で療養を行っている患者様の受け入れ(在宅療養支援)をしております。住み慣れた地域で自分らしい生活を続けることができるよう、地域包括ケアシステムを支える重要な役割がある病棟です。(入院期間:最長60日間)
※詳しくは、地域包括ケア病棟パンフレットをご参照ください。
パンフレット [PDF形式:1.27MB]
地域包括ケア病棟では、自宅や施設での生活環境を把握し、食事・排泄・移動などの問題点を多職種で共有し検討しております。リハビリは理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のスタッフが揃っており、日常生活動作や嚥下の評価・練習を行い、自宅に戻ってからの生活環境を確認するための家屋調査も実施し、在宅生活を安心して送れるように支援しております。
さらに、当院では退院後も自宅や施設で安心して療養していただけるよう、訪問診療、訪問看護ステーション、訪問リハビリ、明生園居宅介護支援事業所、明生園通所リハビリテーションなど関連施設を整え、退院後の生活まで一貫してサポートしております。
回復期リハビリテーション病棟(42床)
回復期リハビリテーション病棟入院料2
看護師配置:13対1
○病棟、訓練室等でリハビリテーションを積極的に実施し、医師・看護師・リハビリ・MSWなど専門スタッフがチームとなり、家庭復帰、社会復帰に向けてサポートしていきます。
※詳しくは、回復期リハビリテーション病棟パンフレットをご参照ください。
パンフレット [PDF形式:KB]
患者様は、リハビリを行うために入院します。看護師は、患者様がリハビリを行える状態を維持できるようケアし、退院後もその人らしく生活するにはどうしたらよいかを、多職種と意見交換しながら一緒に考えていきます。特に、看護師は夜勤があり、夜間の患者様の状態を見て知っているため、生活場面での課題を見つけやすい立場にあります。見つけた課題について患者様、ご家族にフィードバックを行い、他職種に発信しております。
患者様が自身の疾患や障害を抱えながら、社会に戻る準備をする病棟のため、上記内容を基本として日々取り組んでいます。
2003年9月:全国回復期リハ病棟連絡協議会・看護研修会
①食事は食堂やデイルームに誘導し、経口摂取への取り組みを推進しよう。
②洗面は洗面所で朝夕、口腔ケアは毎食後実施しよう。
③排泄はトイレへ誘導し、オムツは極力使用しないようにしよう。
④入浴は週2回以上、必ず浴槽に入れよう。
⑤日中は普段着で過ごし、更衣は朝夕実施しよう。
⑥二次的合併症を予防し、安全対策を徹底し、可能な限り抑制は止めよう。
⑦他職種と情報の共有化を推進しよう。
⑧リハ技術を習得し看護・介護ケアに生かそう。
⑨家族へのケアと介護指導を徹底しよう。
⑩看護計画を頻回に見直しリハ計画に反映しよう。
- 看護師は夜勤があり、夜間の患者の状態を見て知っている。
- 生活場面での課題を見つけやすい立場である。
- 見つけた課題について患者、家族にフィードバックを行い他職種に発信する。
緩和ケア病棟(24床)
緩和ケア病棟入院料1
看護師配置:7対1
○治癒が望めないと判断された悪性腫瘍の患者様の、痛み、吐き気、食欲不振、不眠、息苦しさなどの症状に対して積極的に対処し、安心した生活を送れるよう医療・ケアを提供します。役割としては、①人生最期の生活の場の提供、②症状緩和、③レスパイトケアの3つがあります。
多くの病室が個室で、西側の部屋からは岩木山を望めます。病棟内には、ホール・談話室・一般浴室・家族浴室・特殊浴室・家族室などが準備されています。
*緩和ケア病棟について、もっと詳しく知りたい場合は緩和ケア科のページへ!
外来・手術・内視鏡室
○内科、消化器・肝臓内科、糖尿病内科、脳神経内科、漢方内科、緩和ケア科、外科、消化器外科、整形外科、乳腺・甲状腺外科、リウマチ科、麻酔科、高齢者総合診療科の診療科目があります。
- 健康保険証(保険証は毎月確認させていただきます)
- 診察券
- 他院からの紹介状(お持ちの方のみ)
- おくすり手帳
外来診療のほか、訪問診療を行い地域に根差した医療の提供を目標にしています。また、入院においては、入院支援業務を担い、病棟との連携を強化しています。外来スタッフ一同ワンチームで頑張っています。
患者様が何を訴えたいのか常に寄り添いながら、マニュアルを遵守し安心して受診できる環境を整え患者様に満足いただけるよう今後も努めていきます。
内視鏡、超音波、手術を担当しています。
胃カメラは経鼻、経口が選択でき、年間600件ほど行っています。大腸カメラは年間400件ほど行っておりポリープ切除も行っています。大腸カメラでは、トイレ、TV付きの個室の前処置室があります。落ち着いて検査までの時間を過ごすことが出来ます。
現在、糖尿病外来には約550名の患者様が通院しており、年々専門外来への紹介者が増加傾向にあります。令和2年度の新患は約40名、背景として40代~60代の働き盛りの男性が多く、仕事上入院治療困難のため外来でのインスリン導入がほとんどです。外来の役割として、限られた診察時間内で個々の生活パターンに合わせ教育・指導を行っています。
透析予防指導は専門医・CDE 看護師・栄養管理科が連携を取り、令和2年度は11名の患者様に指導を行いました。腎症Ⅱ期の患者様を対象に行っていますが、これまでの糖尿病の食事療法とは異なる内容になるため、とまどう患者様もいるがその都度再確認・再指導を心掛け援助しています。
フットケア外来は糖尿病合併症の神経障害、足潰瘍・切断、閉塞性動脈硬化症の方を対象に年間約80件実施しています。フットケアを対象とする患者様が増加傾向にあり、予約が3ヶ月先となっている状況です。依然、フットケア外来はただの爪切りだけと思っている患者様がいる中で、「自分の足を観察する」という事を意識し、セルフケアへ移行出来るよう指導していきます。
それぞれ特殊性を持った病棟紹介いかがでしたか?
急性期から看取りまでを担う看護ケアを一緒に行ってみませんか?
少しでも気になったら、興味が芽生えたら連絡してくださいませ
- TEL 0172-65-3771(代) 内線832番
- E-mail:tkhp-kangoka@tokiwakai.or.jp
- 担当:総看護師長 佐々木美加子(日中8:50~16:50)